弊社では在庫管理・購買管理・販売管理などの業務に関するシステム開発は、自社ERPソフト「Spark」の各モジュール機能をご利用いただき、お客様の業務支援を行っております。

ERPソフトのため、各業務間の連携も可能ですし、必要な業務単位に単独でモジュール機能導入が可能となっています。

お客様で利用される主なモジュールをご紹介したいと思います。

Spark-ERPとは?中国現地業務に適したDX型ERP

Spark-ERP」は基本的な業務に関わる機能をご提示しており、基本機能をベースに各企業様の業務内容をヒアリング後、二次開発でお客様の業務により合致したソリューションを提供するソフトです。

非常に当たり前のように聞こえますが、中国のシステム会社はヒアリングを実施して提案と二次開発が出来る企業は意外と数が少なく、そもそも中国で販売されているERPソフト自体が二次開発に対応していない場合があります。

そのため業務に合致しない状態や二次開発を行わずERPの機能に業務を合わせた形で運用を行う場合も多々あります。

例えば1つの得意先に対して直送や委託先など複数の納品先が存在する場合に複数の住所情報の登録が対応していない。

配送先単位で異なるフォーマットの送り状の指定があるが発行できておらず、別途表計算ソフトを使って異なる送り状を発行している等、実運用で欲しい機能の開発対応が出来ない場合もあります。

また弊社「Spark-ERP」は、二次開発の対応が可能で、基本マスタにお客様独自の管理項目の追加も可能です。実運用に合致した形でシステム導入が行えるソフトとなっています。

中国業務改善にSpark-ERP在庫管理モジュール


中国に展開している日系企業様において在庫管理をシステム化していない場合も多く、弊社からも原料在庫・製品在庫・部材在庫・仕掛品在庫など工場内の在庫管理のご提案と導入のお手伝いをしております。


別記事でも紹介している自動認識機器の「ハンディターミナル(PAD)」や「ラベルプリンター」を利用し、各個体の認識・各種ラベル発行・倉庫内ロケーションへの入出庫・先入先出・安全在庫を下回った際の通知など、お客様の運用に合わせた在庫管理システムを提供しています。

また入出庫作業についてはAGV(無人搬送車)を利用した自動搬送装置とのシステム連携の開発実績がございます。

中国業務改善にSpark-ERP購買管理モジュール


購買部及び申請部門でご利用いただく購買管理システムをご提供しております。

各部門の情報の一元化、紙ベースの申請業務の電子化とペーパーレス、QRコードやハンディターミナルを利用し入力作業の軽減、ミス抑制を実現します。


申請部門からの購買申請及び申請フロー、申請部門の一括データアップロード機能、購買部担当者への振り分け、申請から納品までの進捗参照画面、先行発注や特定仕入先購入など特殊購買に関連する業務、仕入先とのデータ共有に必要なEDI機能をご準備しています。※EDI機能はオプション

EDI機能については「用友連携が可能なEDIシステムで中国仕入先との通知ミス防止と作業効率アップ」をご覧ください。

発注した購買品については仕入先へ「QR付き現品票」をPDFデータとして提供する機能があるため、入庫時の検収作業でQR現品票をスキャンし、検収実績として利用する事で省人化と精度アップの効果が見込めます。

ERP連携が可能なSpark-MES生産管理モジュール


Spark-ERPとは別シリーズとして製造に特化したSpark-MESがありERP連携が可能です。

生産管理モジュールは原料在庫管理との連動を行い、ロット指定の原料払出しから原料の小分け作業の秤量工程、原料投入工程などの各工程において、原料重量・ロット・作業時間等の作業情報を記録保存。

生産指示書単位にデータ管理をする仕組みとなっています。


投入については単独に「誤投入パッケージソフト」を展開しており、投入工程単体の導入も可能になっております。

また検査工程がある場合は、検査の合否判定を記録し不合格時は次工程に進めない等システム制御による、ヒューマンエラー防止機能もございます。

Spark-ERPソフトの記事のまとめ

いかがでしたか?

Spark-ERPはDX対応のソフトで、在庫管理・在庫評価・販売管理・CRM・購買管理・債権債務管理など各機能をご準備しております。

こちらのお客様は弊社Spark-ERPの在庫管理と在庫評価、販売管理と購買管理を導入し一部MESの機能を連携導入したお客様となります。
中国ERP導入事例。旧システムを刷新し在庫評価&MRPを実装稼働

ご紹介した各種機能は単独で導入も可能なためスタッフが機能を熟知してから、次の機能の導入も可能です。ご興味をお持ちの企業様、お気軽にご連絡ください。

貴社の課題をヒアリングしましてご提案いたします。