「作業記録の自動化」中国でも人件費の高騰や作業効率化を推進するために現場カイゼンの一つとして、スタッフの手作業を自動化する動きが加速しています。

今回はプレス機や溶接機などの設備機器に導入しているPLC情報を活用し、日報報告や作業状況の進捗を電子カンバンで「見える化」作業日報の「自動作成」を実現する設備稼働の実績収集システムをご紹介。

設備稼働実績収集システム導入のポイント

プレス機や溶接ロボ、射出成形機の日報作成をPLC連携で自動化のポイント
システム導入を決断したお客様は運用の問題点を抱えカイゼンのために現場のシステム化を進めました。

各ラインの設備別にスタッフ担当者が手作業で作成していた「日報」は、記入漏れや入力間違いが発生。システム導入で手作業を廃止し全自動で日報作成を希望していました。

今まで手書き日報を表計算ソフトへ転記していたが、入力作業を廃止し自動化を実現したい。

転記作業は日報が提出される翌日作成でレスポンスが悪かったので、収集するデータを利用してリアルタイムな作成を実現したい。

日報データを活用し稼働状況と停止状況を電子カンバンでグラフ化し表示。作業スタッフの意識付けと注意喚起の元データとして活用したいとの声でした。

システムの全体概要について

プレス機や溶接ロボ、射出成形機の日報作成をPLC連携で自動化の全体概要
ご紹介したシステムは基本的に設備機器にPLCが組み込まれていれば、同様の仕組みの導入が可能です。

「プレス機」「溶接アームロボ」「射出成形機」「ダイカストマシン」など成形に関する設備機器よりPLC経由でショット数、異常ステイタス、各発生時間など管理項目に必要な情報を収集し弊社システム内でデータ化し保存します。

保存したデータをシステム内で加工し電子カンバン表示や日報など必要ドキュメント作成を自動的に行います。

記事のまとめ

如何でしたか?手作業で作成している日報報告や日報集計作業。

今まで報告が無い、報告があってもデータ精度に懐疑的だった、裏打ちされたデータが欲しかった等、現場カイゼンを検討中の工場責任者様、一度HSTにお問い合わせ下さい。

導入実例を元にご紹介と導入時のポイントについてご紹介いたします。

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